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☆質問コーナー☆
5月に行われた講演会、「言葉の遅れってな~に?」 に参加してくださった保護者の方から、
いくつか質問がありました。
その質問に、講師の北見先生が答えてくださいました。
日常の中での、ちょっとしたご相談。きっと、たくさんのお母さんたちも思い当たるふしの
あるような、良い質問を寄せていただきましたので、回答と合わせて、ご紹介いたします。
●質問「家の子は、一番ゲームが楽しい、というのですが・・・・」
◎回答
どうしてもゲームがやりたいようであるならば、友達や家族と対戦するゲームや一緒に協力してクリアするようなゲームにしてみてはいかがでしょうか?
ゲームは一日1時間まで、などと時間を決めてやる必要があります。
一人でゲームをしている間は、誰ともしゃべらなくても済んでしまうことが多くなってしまいます。コミュニケーション力をつけていくためには、生身の人間との関わりがとても重要です。
友達と遊んだり、喧嘩したり、協力し合ったりする中で、コミュニケーション力や相手を思いやる気持ちが育ってきます。
子ども自身に、「30分にするか?1時間にするか?」と決めてもらい(自分で決められる年齢ならば)、タイマーや目覚まし時計などを利用して決めた時間になったら終わりにすると良いのではないでしょうか。
●質問「どのような状態だと、"言葉が遅れている"というのでしょうか?
また、どうすれば言葉が増えるのでしょうか?」
◎回答
「ことばが遅れている」とは、ただ単におしゃべりがゆっくりということではありません。ことばを聞いてい理解する力、物の扱い方、遊び方、人との関わり方、視覚的な情報処理、といったいくつかの要素についてみていく必要があります。
これらの要素について、発達段階や順序が、年齢よりゆっくりであったり、順番が前後したりしていないか総合的に見ていきます。
子どもの発達には、お座りをしてからつかまり立ちをする、といったように必ず順序と獲得時期があります。
ことばの発達も同様に、順序と獲得時期がありますので、ことばが遅れているとはこれらの順序が前後したり、獲得時期を大幅に(半年以上とか1年以上、状況によりますが・・・)過ぎても獲得できない、また獲得にとても時間がかかるといったことです。
ことばを増やすためには、いろいろなことを実際に見たり触ったり味わったり・・・、五感をたくさん使うことです。
その時に「大きいね」とか「楽しいね」「固いね」「おいしいね」「悲しいね」などと、その状況に合った表現を周りで言ってあげるといいと思います。
●質問 「発語~習得の段階での遅れについて知りたいのですが」
◎回答
ことばの発達の遅れには色々なタイプがあります。
また、単に発語の遅れだけを見ていくのではなく、ことばを聞いてい理解する力、物の扱い方、遊び方、人との関わり方、視覚的な情報処理など、さまざまな角度から見ていく必要があります。
「発語の遅れ」については、ことばを聞いて理解はできているけれども発語がゆっくりなタイプと、理解は得意ではないけれども何となくおしゃべりしているタイプとに大きく分けられます。
前者は三歳すぎや四歳過ぎまで全く発語が無く、その後発語が増えていき最終的に発音の問題だけが残るタイプと、二歳前後から少しずつ発語は出ていていも発音に歪みがあり周りになかなか伝わらないタイプと大きく二つに分けられます。
このタイプのお子さんの予後はとても良好です。
後者は何となくおしゃべりはしているけれども、理解があまりできないため、相手からの質問に対して適切にこたえることができず、ちぐはぐな会話となります。
また、集団生活では先生の指示が理解できなかったり、ゲームのルールが理解できない、友達との会話がちぐはぐになり成立しない、など幼児期後期から様々な問題が出てきます。
ことばの発達については、十人十色どころか百人百色ですので、一人一人に合った適切な指導や支援が必要となります。
このほか、ちょっとした疑問・質問がありましたら、ユー!キッズのスタッフにお問い合わせ下さい。
出来る限り、お答えできるよう、最善を尽くしていきます!

